FF15終わりました(ネタバレ有り)

ダーリンダーリン…ステーン…バイ、ミ……。

  

 

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓以下感想↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

 ストーリーそこそこ(個人的にはめっちゃ好き)、バグも不便さも多く残るけど、システム的な見せ方や構成方法はかなり上位だと思う。

 

 

ストーリーのぺらぺらさとか、追わされてる感とか、バグだらけとか、辛いこといっぱいあったけど、私はこれすごくいい作品だとおもう…。

Twitterで釣りとかチョコボとか楽しそうなSSしか流れてこない理由も分かったし、後半の詰め込みは、核心ネタバレを避けるための一手段なんだと思う。

「国が滅んだ!!!!」って知ったときの絶望感もすごかったけど、オルティシエ襲撃からの絶望の連続半端なかった…。
運命を受け入れたように見えても本当は泣き言を漏らしてたノクティス、それを受け入れてくれる仲間たち…。

発売前から「メシwwwww」とかいって揶揄されて、発売直後も「みんなキャンプやってて全然ネタバレ流れてこないwwwww」とか言われてたけど、違うよ…それが正しい遊び方だったんだよ……。
ストーリーで無理に絆を押し付けてこない、プレイヤーが寄り道をすればするほど感情移入が深まって、そしてラストが輝くんだ……。
用意されたストーリーで絆とか謳うことのアホらしさよ…実際に共に時間を過ごすことこそが絆を深めるんだということを証明したよ、FF15は……。
「この二人は親友キャラでーす!はい、片方死んだ!悲しいねー!」みたいのを、ただ用意された脚本でなぞっても全然悲しくないじゃん。
FF15も「みんな仲良しでーす!」って言われて、ただストーリー追うだけだったら全然おもしろくないと思う。
それを釣りしたりモブハントしたりチョコボ乗ったり車乗ったりキャンプして寄り道しまくって、彼らの会話を聞いて、キャンプでワイワイ遊んでる姿を見ることで、本当に仲が良いんだって理解できる。
だから「4人でルーナを迎えに行って、絶対に国を取り戻そうな!」と思えるようになる。

そこからの叩き落としが本当にきつい。

散々仲がいい姿を見てきたから、イグニスが失明したあとのパーティの空気に耐えられない。
それをまるでプレイヤーの気持ちを代弁するかのようにイグニス本人が諌める。
そうして少し落ち着いたかなと思ったところで10年の別離。
この10年間のところはもうすこし掘り下げてほしかった。
でも彼らは10年間変わらずにノクトを待ち続けてくれていた。
帰ってきても、すぐに逝くことになってしまうのに。

アーデンとの関係性とか、ノクトが死の運命を知ったのはいつなのかとか、ちょっとイマイチ理解できてないところも多いんだけど。

本当に本当に悲しいゲームだった。
ノクトが逝ってしまったあとの世界が描かれないのが寂しい。

 

鬱ゲーオブザイヤー2016でした……。